テロ防止法通過翌日にサイバー亡命8万人=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.08 15:14
会社員のキムさん(38)は最近、海外のメッセンジャーアプリケーション「テレグラム」を1年ぶりにダウンロードした。カカオトークの対話内容が情報機関にのぞかれる可能性があるという話が出ていた2014年10月にしばらく使用し、数カ月後に削除したアプリだ。キムさんは「テロ防止法が通過し、周囲の人たちがまたテレグラムを使い始めているので、不安を感じてダウンロードした」と語った。
2日にようやくテロ防止法が国会を通過した後、「カカオトーク査察(監視)」に対する懸念と混乱が続いている。2年前のことを思い出した使用者が漠然とした心配から海外のメッセンジャーを探す雰囲気だ。モバイルメッセンジャーのカカオトークは国内にサーバーがあり、対話内容が政府の傍受(通信制限措置)対象に露出するという懸念のためだ。