俳優イ・ビョンホンが第８８回アカデミー授賞式および日本ファンミーティング（東京公演）の日程を終えて韓国に帰国した。

イ・ビョンホンは６日午後３時ごろ、金浦（キンポ）国際空港から入国した。イ・ビョンホンはこれに先立ち韓国俳優として初めてアカデミー授賞式にプレゼンターとして参加した。先月２８日、米国ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれたアカデミー授賞式でコロンビア出身の女優ソフィア・ベルガラと共に外国語映画賞のプレゼンターとして登場した。映画『サウルの息子』を演出したハンガリー出身のネメシュ・ラースロー監督にトロフィーを手渡した。

続く海外メディアとのインタビューでは、ハリウッドでは依然としてマイノリティであるアジア人俳優としての「意識」を伝えた。イ・ビョンホンは「黒人だけでなくアジア人、ヒスパニックなどのさまざまな人種にもっと多くの役割が与えられるべきだと考えている」としてアジアを代表する俳優としての考えをはっきりと伝えた。

米国の主要放送局ＡＢＣとのインタビューでは「俳優としてこの場に来ることができて本当に嬉しい。事実、本当に憧れてきた瞬間だが、夢はかなった！（Ｄｒｅａｍｓ　Ｃｏｍｅ　Ｔｒｕｅ）」と所感を伝えることもした。

一方、イ・ビョンホンは１４日に開かれる日本の仙台ファンミーティングの日程のために再び日本に向けて出国する。１６日には香港で開かれる映画『インサイダーズ／内部者たち』のプロモーションに、１７日にはマカオで開かれる第１０回アジア・フィルム・アワード（ＡＦＡ）授賞式にそれぞれ参加する。