韓経:【社説】麗水・浦項vs唐津・安城…雲泥の差を見せる韓国自治体の「投資誘致」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.26 14:21
麗水市(ヨスシ)が1000億ウォン規模の外資誘致で監査院の模範事例になったという報道は、ほかの地方自治体も注視するに値する。世界最大規模で建設されるサムスン電子の平沢(ピョンテク)工場と正面から対立した安城市(アンソンシ)と唐津(タンジン)市が1年以上にわたり電力供給工事を許可せず超非常になったという2日前の報道と克明に比較される。地方自治体ごとに例外なく「投資誘致」を叫んでいるが、実状は雲泥の差である。
麗水市が日本の化学企業である住友精化ポリマーズ工場を管内の中興地区に誘致したのは、親切心や行政上のインセンティブ付与程度などでおさめた成果ではなかった。住友が望んでいたLG化学工場のそばに敷地がないと分かると市は代替地域を探しに出たし、代替候補地域に住友工場の業種が該当しないため国土交通部を訪ねて国家産業団地の開発計画と実施設計変更まで何とか引き出した。その後も工場敷地の傾斜度を問題視して中国に行くというこの会社をつかまえるために、法規定を見直しながらささいな問題まで解決した。