優秀韓国文化商品を国家ブランドに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.24 17:27
韓服デザイナーのイ・ヘミ氏〔45、崇義(スンウィ)女子大兼任教授〕。ソウル鍾路区(チョンノグ)の北村(プクチョン)韓屋村で、20坪余りの衣装スタジオを運営中だ。スタッフは1人。
彼女はもともと視覚デザイン専攻だったが、家業を継ぐという気持ちで姑の衣装の仕事の手伝いをしているうちに韓服の洗練美にすっかり夢中になった。特に朝鮮時代の道袍(主に高い身分の者が着ていた上着)を現代的にアレンジすれば競争力があると考えた。「男性道袍コート」という新韓服が誕生することになった背景だ。だが小規模な店のために、服を外国に知らせて持ち出して売るほどのことは考えもできなかった。