平壌を走るSUVポックギ・千万里トラック、部品90%が中国産(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.16 18:51
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北朝鮮平壌から44キロ離れた南浦市にある平和自動車の乗用車「フィパラム」(写真=平和自動車、中央フォト)
国の経済成長を表すバロメーターの一つが自動車の台数だ。北朝鮮の自動車は現在100万台ほどで、毎年の追加需要が1万台以上という。流通市場の発達、個人所得の増加で自動車の需要が毎年増えている。
北朝鮮の自動車産業には長い沈滞期があった。1990年代半ば以降、電力・資材不足で生産量を大幅に減らした。しかし最近、自動車市場が活気を帯びているのは、市場が活性化し、中国との合弁が増えたことで、平壌(ピョンヤン)など大都市を中心に交通量が増えているからだ。米AP通信は昨年12月、「静かだった平壌の街がトラックやタクシー、乗用車で活気づいている」とし「2014年から道路に交通渋滞が発生し始めた」と報道した。