<北ミサイル発射>中国、北ミサイルには「遺憾」、韓米THAADには「深い憂慮」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.08 11:39
中国政府は韓米両国が7日北朝鮮の長距離ミサイル発射に対する軍事的対応措置で米国の高高度ミサイル防衛体系(THAAD)の在韓米軍への配備議論に公式に着手したことについて「深い憂慮(中国語で深表関切)」を表明した。中国がこれに先立ち北朝鮮のミサイル発射自体については「遺憾」を示したこととは微妙な違いが生じる。
このような差は、中国中央放送(CC-TV)のメインニュースである新聞聯播の報道でもうかがえた。現地時間の午後7時(韓国時間午後8時)に放送された新聞聯播は、ニュースの大部分を春節の雰囲気についての報道で満たしながら、北朝鮮ロケット発射のニュースを全く報道しなかった。だが韓国のTHAAD導入決定についてはニュースの最後の部分にアンカーが画面なしに外交部の立場を朗読する形で報道した。