「フィギュアの神童」ユ・ヨン（１２、ムンウォン小）がキム・ヨナ（２６）が所属する（株）オールザットスポーツとマネジメント契約を交わした。

オールザットスポーツは１８日、「ユ・ヨンと２０１８年３月までマネジメント契約を交わした」と発表した。ユ・ヨンはオールザットスポーツ所属のパク・ソヨン（シンモク高）、キム・ヘジン〔果川（カチョン）高〕、イ・ジュンヒョン〔檀国（タングク）大〕、キム・ジンソ（カプチョン高）、アン・ソヒョン（モクイル中）とともに技量を磨いていくことになる。

２００４年５月生まれのユ・ヨンは満１１歳という年齢にもかかわらず、今月１０日に閉幕した第７０回総合選手権大会で１８３．７５点を記録し、そうそうたる先輩をおさえて優勝を果たした。大会歴代最年少の優勝で、キム・ヨナを除く韓国女子選手では初めて総点１８０点台を突破した。

ユ・ヨンは「ヨナさんが２０１０年バンクーバー五輪で金メダルを獲得した姿を見てフィギュアスケートを始めた。とてもとても大好きなロールモデルのヨナさんと同じ事務所に入れてとても嬉しい」と所感を明らかにした。続いてユ・ヨンは「ヨナさんのような立派なフィギュア選手になるのが夢。その夢をかなえるためにこれからも一生懸命練習したい」と付け加えた。

オールザットスポーツ側は「ユ・ヨンはこの年齢ですでにスケート技術やジャンプが世界トップレベルで、韓国フィギュアの希望」としながら「キム・ヨナ選手をマネジメントしてきた専門的なノウハウをベースに、ユ・ヨン選手がトレーニングに集中して将来韓国フィギュアを背負って立つ大きな選手に育つよう支援を惜しまない」と明らかにした。