韓国と米国、日本が北朝鮮の４度目の核実験に対し、強力で明確に対応する一方、追加挑発を防ぐための協力もさらに強化することで合意した。１６日に東京で開かれた第２回韓日米３カ国外務次官級協議で、外交部の林聖男（イム・ソンナム）第１次官と米国務省のブリンケン副長官、日本外務省の斉木昭隆事務次官は、徹底かつ包括的な対北朝鮮制裁案を議論した。中国が国際社会の対応に積極的に参加することも促した。

外務省飯倉公館で３時間を超えて協議を進めた後に共同記者会見を行った韓日米の外務次官は北朝鮮に対する断固とした立場を明らかにした。林次官は「韓国と米国、日本を含めこの地域の国と国際社会構成員のだれもが北朝鮮の核実験が引き起こした否定的影響から自由になれない。より徹底して包括的方式で対応しなければならないという点で合意した」と話した。

また「北朝鮮の核問題を解決するためいま行動しなければ後でさらに大きな費用を払うことになるという緊急性を持って実質的措置を取ることにより強力で明確なメッセージを伝えていくだろうとした。続けて「安保理決議を速やかに採択するために３カ国の外交力を結集することにした。（北朝鮮の）追加挑発に対しても直ちに対応する万全の準備ができていることを再確認し、備えを維持し強化することにした」と述べた。

ブリンケン副長官は、「北朝鮮の核実験は各種国連安全保障理事会決議違反。韓日米などはこれを非難する」と話した。そして「北朝鮮という地域最大の不安定要因に対し中国は韓日米と利害を共有している。米国としては韓国、日本とともに中国が（北朝鮮に対する）真の指導力を安保理で見せてくれることを期待する」と強調した。

斉木次官も「中国が北朝鮮に対する最も強力な影響力を持つ国であるだけに安保理決議成立のために国際社会とともに全面的に協力することを期待する」と述べた。「安保理対北朝鮮決議は懲罰的でなければならない。北朝鮮が挑発を繰り返さないようにする内容になるよう望む」とも指摘した。


韓日米「北朝鮮に強力で明確に対応」…中国の参加も要求（２）