米国でもTHAAD配備論高まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.14 11:19
北朝鮮のいわゆる“水素弾実験”以降、米国内で高高度ミサイル防衛(THAAD)システムを韓半島(朝鮮半島)に配備しなければならないという主張が強まっている。朴槿恵(パク・クネ)大統領が対国民談話で国益に基づいてTHAAD配備を検討するという立場を明らかにしたのに続き、米国の政府と民間からもTHAAD配備論が再び登場し、THAADの韓半島配備が表面化しているという見通しが出ている。
13日に行われた米下院外交委員会のアジア太平洋小委員会聴聞会で、ビクター・チャ戦略国際問題研究所(CSIS)韓国碩座は「韓国は過去には気が進まない様子だったが、いまはTHAAD配備をはじめとするミサイル防衛システムの強化を議論する必要がある」と提案した。チャ氏はTHAAD配備と韓日米3カ国の対北朝鮮軍事情報共助を強調した後、「これは北朝鮮政権を締めつけるだけでなく、彼らの武器が使用不可であり唯一の出口は交渉であるということを教えるもの」と説明した。