【時視各角】シャオミフォンのハプニングと消費者の逆襲=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.13 17:09
明らかに合理的な反応ではなかった。先週、最もホットな流通街の論議の的だったシャオミ(小米、Xiaomi)フォンのハプニングの話だ。話の始まりはこうだった。オンラインショッピングモールのインターパークがKTと手を組んで中国のシャオミの新型携帯電話である「Redmi Note3」を販売すると広報しておいてイベント2日後に取り消したことだ。これについて報道機関や消費者が甲論乙駁しながら取り上げた。議論と解説は激しいものだった。一部ではKTが国内メーカー大企業の顔色をうかがったり、Redmi Noteの人気に驚いたメーカーの圧力に屈服したりしたのだろうと観測した。別の一部では国内法違反の可能性を提起した。ところがこうした議論は相当部分が根拠のないものだった。
まず国内法違反の可能性は「本当に」ない。今回のイベントが関心を引いたのはKTという基幹ネット事業者が主体になって中国フォンを開通するという一種の「錯覚」から始まった面がある。ところが実は今回のイベントは韓国で中国フォンが流通する典型的な方式をそのまま借用したものだった。このようなやり方だ。