<北朝鮮4次核実験>初めて陥った中国「各方冷静」 …北朝鮮孤立無援
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.08 09:29
北朝鮮が核挑発をするたびに「すべての当事者の冷静な対応」を求めてきた中国が変わった。6日の北朝鮮の水爆実験後、中国は初めて北朝鮮だけに言及して批判した。過去3回の北朝鮮核実験(2006年10月、2009年5月、2013年2月)と長距離ミサイル発射(2012年12月)当時、中国は外務省報道官の声明または定例記者会見を活用した問答形式で公式立場を表した。いくつかの文字を除いてほとんど同じ内容だった。北朝鮮の挑発を批判しながらも「各方冷静(すべての当事者の冷静な対応)」を希望すると明らかにした。外交消息筋は「中国がこのように両非難論的な表現を使ってきたのは、血盟である北に配慮したものであり、米国が挑発の原因を提供した側面もあるということを間接的に指摘する意味があった」と述べた。
しかし4回目の核実験局面では違った。外務省の華春瑩報道官が6日に発表した声明ではこの部分が消えた。「朝鮮民主主義人民共和国の核実験に決然と反対する」とし「朝方(北朝鮮)が非核化約束を守ることを強く要求」しただけで「各方冷静」という表現はなかった。