<北朝鮮4次核実験>国家情報院・国防部、北の水爆実験を事前に把握できず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.07 09:26
北朝鮮は6日の水素爆弾実験の前、韓・日・米はもちろん中国にも事前通報をしなかった。国会情報委員会所属のセヌリ党幹事の李チョル雨(イ・チョルウ)議員はこの日午後、外交・国防・統一部と国家情報院の報告を受けた後、「過去とは違い、米国・中国に事前通報はなく(車両の動きなど)事前兆候もなかった」と述べた。「北はこれまでの核実験では前日に米・中に通知し、米国が我々に知らせたが、今回は米国も全く通知を受けなかった」と伝えた。朱豪英(チュ・ホヨン)情報委員長は「国家情報院も特異動向を全く把握できなかった」とし「北が徹底的に露出しないよう準備したため」と説明した。
国防部も今回の実験を感知できなかった。韓民求(ハン・ミング)国防部長官は4日、記者と会った席で、北朝鮮の核実験の兆候について「把握しているものはない。韓・米が深い関心を持って追跡するのは確実だ」と述べた。その間、国防部は北朝鮮の核実験を少なくとも1カ月前には把握できると自信を見せていた。