金正恩が名付けた白頭山発電所、完工2カ月目にストップ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.23 08:56
北朝鮮が10月に完工した白頭山(ペクドゥサン)英雄青年発電所が発電機技術の欠陥で正常稼働が難しい状態だと、北朝鮮専門家が明らかにした。
国家安保戦略研究院のイ・チョル研究委員は22日、高麗大アジア問題研究所の主催で開かれた学術セミナーのテーマ発表で「ダムや土木工事はそれなりにしたようだが、大安重機械連合企業所で作った発電機は開通式だけをして稼働しなくなっている状況」と述べた。イ研究委員は「発電機の性能が設計発電量に達しないため」とし「北の電力事情だけを見ても、経済部門の見通しがよくないことを確認できる」と述べた。また「水力発電が基本である北の電力生産は昨年に続き今年も類例がない干ばつで苦戦を免れなくなっている」と説明した。