イケア、韓国1号店オープンから1年…初年度売上高が3080億ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.17 15:52
スウェーデンの家具会社最大手、イケア(IKEA)が韓国進出1年間で3000億ウォン(311億円)を越える売上高を記録した。当初業界が推算していた2000億ウォンを大きく越えるものだ。イケアコリアのアンドレ・シュミットガル代表(46)は16日、記者懇談会を開き、1年間の経営成果を発表した。シュミットガル氏は「京畿道光明市(キョンギド・クァンミョンシ)に昨年12月16日にオープンした1号店が現在までのところ3080億ウォンの売上を記録した」と明らかにした。訪問客数は670万人に達する。イケア側は「中東呼吸器症候群(MERS)の影響で中国人観光客はもちろん内国人の大型スーパーへの訪問が急減したことを勘案すると、異例の数値」と明らかにした。メンバーシッププログラム「イケアファミリー」への加入者も60万6000人を記録した。シュミットガル氏は「品質・機能・デザイン・長持ちなど4大価値をベースに子供や家族に焦点をあてた戦略が秘訣」と評価した。
シュミットガル氏は懇談会で「2020年までの5年間に1兆2000億ウォンを投資して全国に5つの店舗を追加でオープンする」という計画も明らかにした。当面のところでは2017年下半期に高陽店〔京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)元興(ウォンフン)地区〕がオープンする予定だ。5万1000平方メートルの敷地に延べ面積16万4000平方メートル規模で建設中だ。サッカー場20個分のマンモス級店舗となる。シュミットガル氏は「高陽店とソウル江東(カンドン)店の他に首都圏に1カ所、大田(テジョン)・忠清(チュンチョン)圏に1カ所、釜山(プサン)・慶南(キョンナム)圏に1カ所の店舗を追加で出す予定」と説明した。シュミットガル氏はまた、「現在913人という従業員規模も2020年までに3500人に拡大していく」と付け加えた。