<韓国人口5千万人守ろう>低出産の災難(2)…「住居の心配なければ子供産む」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.16 15:29
新婚2カ月のチョンさん(30・教師)夫婦はソウル江西区(カンソグ)の85.8平方メートル規模のマンションに住んでいる。新居住宅保証金(1億6000万ウォン、約1654万円)のうち9000万ウォンは銀行から融資を受けた。利子負担(月20万ウォン)のため元金をできるだけ早く完済しようと毎月300万ウォンほどを返済に充てている。世帯所得のおよそ半分が住居費として出ていくため生活に余裕がない。チョンさんは「出産すれば少なくとも月100万ウォン追加でかかる。そうなると借入金の償還が1~2年遅れるのは明らかなので当面は子供は産まない」とし「借入金を完済しても私教育費などを考えれば1人しか産めないと思う」と話す。
結婚や出産の最大の障害物は何か。20~30代の若者は住居問題を最も深刻に考えていることが明らかになった。