中国人が「光棍節」（独身者の日）のショッピング期間、逆「直購」（個人輸入、「海外から直接購買」を意味する新語）を通じて韓国から最も多く空輸した商品が「化粧品類」という結果となった。韓国関税庁が「光棍節」が行われた先月１１日～２０日の間の逆直購内容を分析した結果だ。分析対象はアリババ・ショッピングモール（Ｔｍａｌｌ）に入店した韓国業者の販売実績で逆直購１０大商品のうち化粧品類が１、４、５位を占めた。１位は基礎化粧品、４位はカラー化粧品、５位は唇用化粧品だった。２位は頭髪用製品、３位はボディー用品（ボディーシャンプー、クレンジング）だった。続いて衛生用パッド・シャンプー・女性スーツ・プロジェクター（モバイル用）・健康食品が逆直購の上位１０大品目に入った。

このような流れは韓国統計庁が１０日に出した今年１～９月の「オンラインショッピング輸出・輸入統計」でも確認された。オンラインショッピング輸出１位は化粧品で全体輸出額の５０．３％を占めた。最大購買国は中国だった。これに対し、韓国人の直購１位は衣類・ファッション分野だったが、主に米国から服やファッション雑貨を「直購」していることが明らかになった。