【取材日記】パリCOP21には使い捨てコップがない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.04 10:28
現在、仏パリでは2020年から世界すべての国が温室効果ガス削減に取り組むための多者間交渉が行われている。先月30日(現地時間)に開幕した国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)に参加した196カ国は「産業化革命以前と比較して2100年の大気温度上昇を2度以内に抑えよう」ということに同意している。COP21では温室効果ガスを減らすための合意案が出る可能性が高い。「COP21が開かれる2週間が人類を救う最後の機会」という悲壮な声も出ている。何らかの合意が出そうなこうした雰囲気は会議場のあちこちで感知される。
開幕当日に行事場所に到着すると、主催側は世界各国から来た約5000人の記者を含む参加者に記念バッグを配っていた。参加者は赤・緑・紺色のバッグから一つを選択できるが、色に関係なくバッグには「これはセーターだった(This was a seater)」と書かれている。