米国、自動車・ショッピング回復鮮明…「利上げに問題ないほど」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.03 15:46
米国経済における直近の分岐点は2007年10-12月期から2009年4-6月期だった。サブプライムローン(非優良住宅担保ローン)事態が金融危機として悪化していた時期だ。大不況(Great Recession)も本格化した。マクロ経済分析機関「Dismal Scientist(ディスマル・サイエンティスト)」は最近の報告書で「この時期の米経済成長率は年間2.7%に転落した」と説明した。
ところが年間2.7%のうち半分程度(1.34%ポイント)が自動車・住宅市場の崩壊から始まった。同機関は「米景気変動で最も重要な分野がすなわち自動車と住宅市場であるため」と説明した。自動車販売動向が景気のバロメーターということだ。