<COP21>EU「炭素削減、拘束力あるべき」…韓・米・途上国は難色
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.02 09:10
最も多くの温室効果ガスを排出する米国と中国の首脳が温室効果ガス削減のための国際協調の必要性を強調した。これを受け、仏パリで開催されている第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で2020年に始まる新気候体制に合意する可能性が高まった。
オバマ米大統領は先月30日(現地時間)、首脳会議の基調演説で「我々は気候変動を感じる最初の世代であり、これを解決できる最後の世代」とし「米国は地球温暖化に対する我々の役割を認めるだけでなく、これを解決するための責任を積極的に引き受ける」と述べた。中国の習近平国家主席も「気候変動問題への対応は人類共通の使命」とし、合意に希望を表した。米国の上院議会は2001年、京都議定書批准を拒否した。中国は京都議定書発効当時、開発途上国の地位が認められた。これを受け、両国は2020年までの削減義務を持つ国のリストから抜けた。