国家情報院「金正恩、28日のSLBM発射実験参観か」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.01 08:42
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が28日に失敗に終わった潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射の現場を直接参観したと推定されると国家情報院が30日に明らかにした。国会情報委員会全体会議でのことだ。洙豪英(チュ・ホヨン)情報委員長は李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院長の報告内容を伝えながら「(28日)午後2時に元山(ウォンサン)沖の潜水艦からSLBMを試験発射したが軌跡の追跡が全くできず失敗したことが把握された」と伝えた。
金第1書記が今回の発射実験を参観したものと推定する根拠は2種類だ。北朝鮮国営メディアの朝鮮中央通信が、金第1書記が27日に元山を訪問したと報道した点と、5月にもSLBM試験発射を直接参観した点だ。朝鮮中央通信は最近金第1書記が朝鮮人民軍第549軍部隊管轄15号水産事業所(25日報道)と元山靴工場(27日報道)を訪問したと報道した。すべてSLBM試験発射海域付近だ。北朝鮮は5月8日に金第1書記が参観する中でSLBM試験発射をし、金第1書記が双眼鏡で発射実験を参観する場面も公開した。