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村上春樹原作の演劇『海辺のカフカ』が来韓ソウル公演

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.20 15:58
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日本の作家・村上春樹(66)の長編小説として唯一演劇になっている『海辺のカフカ』が24~28日、ソウル駅三洞(ヨクサムドン)のLGアートセンターで上演される。日本演劇界の巨匠に数えられる蜷川幸雄(80)が演出を引き受けて2012年初演された作品で、韓国公演は今回が初めて。過去にヌード写真集で話題になった女優・宮沢りえ(42)や藤木直人(43)ら日本を代表するスター俳優が出演する。

2002年に出版された小説『海辺のカフカ』は2005年ニューヨーク・タイムズの『今年の本』に選ばれた村上春樹の代表作。大人たちがつくりあげた不条理な現実から抜け出して人生の意味を探るために家を出た15歳の少年・田村カフカが主人公だ。放浪しながら生と死、大人と子供、夢と現実の境界を行き来する旅程を描く。

 
演出家・蜷川はさまざまな視空間を行き来する複雑な小説の世界を26個の巨大な透明アクリル箱を利用して象徴的に具現した。

公演は日本語で行われ、韓国語の字幕が提供される。4万~8万ウォン。問い合わせ:02-2005-0114。

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