検察、朴泰桓に「ネビド」注射した医師に禁錮10月求刑
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2015.11.18 10:08
ソウル中央地裁が元国家代表の競泳選手・朴泰桓(パク・テファン、26)に男性ホルモンのテストステロン成分が含まれたネビドを注射して業務上過失致傷で裁判を受けている朴泰桓の元主治医であるT病院K院長(48)に17日、禁錮刑10月と罰金100万ウォン(約10万5100円)を求刑した。
ソウル中央地裁刑事8単独のカン・ビョンフン部長判事の審理によるK院長に対する結審公判で、検察は「Kは朴泰桓から禁止薬物注意の要請を受けたにもかかわらず、ドーピングの専門知識があるかのように安心させてネビドを投与した」とその求刑理由を説明した。続いて「Kが医療関係者としての原則を守っていれば今回のようなことは起きなかっただろう。自身の明らかな過失に対して理由を上げて責任を回避している」と指摘した。禁錮刑は刑務所での収監生活となるが、労働しない点が懲役刑とは異なる。