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【コラム】「北朝鮮の沈黙」に隠れた意味(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.11.17 17:12
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シャーロック・ホームズがスコットランドヤード(ロンドン警察局)の刑事と殺人事件について議論していた。彼はほかの証拠とともに「事件当日、犬1匹の怪しい行動を調べる必要がある」と話した。刑事は「その犬はその日の夜は何もしていない」と、しらけた反応を見せた。するとホームズは「(ほえることもなかったと言うから)それこそおかしなことではないのか」と反問した。

11月1日、北朝鮮を除きソウルで開かれた韓中日首脳会談で3カ国は「韓半島(朝鮮半島)での核兵器開発を明確に反対する立場を再確認する」という共同声明を出した。米国や米国のどちらか1つの同盟国がこのような声明を出すのはよくあるが、北朝鮮の唯一の同盟国である中国を含めた東アジア3強による共同声明は北朝鮮にとって威嚇的だ。

 
朝鮮中央通信は3カ国首脳会談を非難して「内政に干渉するならば座視しない」という報道を出しそうなものだ。だがシャーロック・ホームズの犬のように、何の言及もしなかった。その時の唯一の関連報道は、慰安婦問題をめぐる朴槿恵(パク・クネ)大統領と日本の安倍晋三首相の会談に関することだった。

先日コラムで私は、中国の権力序列5位の劉雲山常務委員の平壌(ピョンヤン)訪問が朝中関係の改善にとってどれほど重要なことかを強調した。3カ国首脳会談に対する朝鮮中央通信のおかしな沈黙は、劉雲山の北朝鮮訪問を外してほかに説明する方法がない。勇気を持って推測してみるならば、劉雲山は北朝鮮に「3カ国首脳会談が開かれて非核化に対する共同声明が出てくるはずだが、そこで北朝鮮が挑発的な反応を見せれば中国としては不快なことだ」とあらかじめ伝えたのだろう。

劉雲山の北朝鮮訪問の余波は、ほかにも感知される。北朝鮮は10月10日以降ミサイル試験をしなかっただけでなく、ミサイルや核実験に対する言及さえしなくなっている。かえって馬息嶺(マシクリョン)スキー場建設にさらに力を注いでいる雰囲気だ。この期間モンゴル国防相とロシア第1合同参謀本部次長が相次いで平壌を訪問した。北朝鮮は今や領域内の軍事協力を通じて安保を強化する方向に切り替えたのだろうか。それならば劉雲山の北朝鮮訪問時に中国がそのような方向に圧力を加えたからなのだろうか。

もちろんこれは新しい仮説にすぎず証拠もわずかだ。1カ月しか経っていないことなので結論を出すのも難しい。だが、この仮説が合っているか推論してみることはできる。最初に、もしこの仮説が合うならば北朝鮮は外部から攻撃を受けた時、さらに確実な軍事支援を中国に要求しただろう。「(朝中)高位級協議を継続する」という金正恩(キム・ジョンウン)の10月10日の発言が近い将来に中国を訪問するという意思ならば、1961年に締結された朝中友好条約が格上げされるのか見守らなければならない。2番目、北朝鮮はモンゴル・ロシアの国防官僚の北朝鮮訪問の返礼訪問をしなければならない。やはり61年に北朝鮮がソ連と締結した相互防衛条約は90年代に入って攻撃を受けた際に互いに連絡する程度へと格下げされた。朝露の軍事関係の強化が推進されれば大きな意味を持つ。


【コラム】「北朝鮮の沈黙」に隠れた意味(2)

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