주요 기사 바로가기

【コラム】韓国人の情、心と心つないでくれるエネルギー

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.11.17 14:30
0
韓国の冬は寒い。6・25韓国戦争(朝鮮戦争)に直接参戦したおじいさんは「韓半島(朝鮮半島)の冬は想像できないほど寒い」と言った。実際、1950年11月に米海兵第1師団は咸鏡南道(ハムギョンナムド)の長津湖(チャンジンホ)付近で中国共産軍だけでなく酷寒とも戦わなければならなかった。

気温のせいではなくても韓国の冬はますます寒くなっている。産業化・都市化で社会が世知辛くなっているからだという分析もある。アパートのお隣で人が死んでいても分からず、さらに家族に捨てられた老人が長期間放置されていたというニュースも聞こえてくる。

 
韓国で情が消えていくと心配する声が多いが、外国人である私の目にはまだ韓国は西欧社会よりも打算的ではないし殺伐としていない。まだ人間的な情が残っている韓国社会で私は世の中を再び見ることになる。

2014年2月、韓半島の平和と統一のために活動する民間ネットワーク「アリラン・インスティテュート(Arirang Institute)」が米国バージニア州とソウルに設立された。韓国人・脱北者だけでなく外国人も共に参加する開かれた団体だ。

昨年この団体を作りながら在韓米軍として服務した経験がある私の運命が変わった。アリラン・インスティテュートのソウル支部長として活動しながら韓国人の情をまざまざと感じる機会が多い。情を実現することがアリランで、アリランを実現することが情だと思うようになった。実際に芸術家・学者・企業家・ジャーナリストなど老若男女を問わず多くの人々がアリラン・インスティテュートの活動を助けてくれている。ソウルで英語出版会社(Kid’s English)を運営しているチョ・コンヒ代表は私たちの団体が推薦した脱北者に無料でこの会社のインターネットサイトに接続して英語を学べるようにしてくれた。

全羅北道全州(チョルラブクト・チョンジュ)で韓国の在来豆の再生運動をしてきたハム・ジョンヒ、ハムシネ在来豆食品代表は昨年、中央日報で報道されたアリラン・インスティテュートの活動内容に接し、噂をたよりに探し出して私に連絡をしてくれた。ハム代表は韓国産の豆で作ったコチュジャンと醤油、直接漬けたキムチを送ってくれた。8日にはアリラン・インスティテュートが後援する脱北家族など20人余りを全州に招いて韓国文化体験の機会を提供した。

ハム代表が運営する飲食店「ハムシネ食卓」で脱北者と韓国人、そしてこの日共にした外国人はまるで韓国の大家族のようにあちこちに集まって座り、和やかな食事を共にした。全州の韓屋村(ハノクマウル、伝統的な建物の集落)も見物しキムチ作り体験もしたが、あるおばさんが薬味を塗ったキムチを手でちぎって突然私の口に入れてくれた。ちょっと恥ずかしかったが本当に有難かった。

バスに乗ってソウルに戻る途中に脱北者の1人が「家族のように一緒にご飯を食べて、キムチまで作って、今日は本当に幸せな一日だった」と話し、私の心も温かくなった。

情というのは私たちを互いにつなげる力だ。人生にインスピレーションと意味を与える。ある人は「大きな力だけが世の中を動かす」と話す。だが私が見るに、情・親切・愛のような小さな実践こそが世の中をもっと明るく温かくしてくれる。

マイケル・ラムブラウ アリラン・インスティテュートソウル支部長

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP