中国最大のショッピングの日である「光棍節（独身の日）」が国際ショッピングと文化交流の場へと進化している。韓国の商品も国際ショッピング客の人気を呼びながら韓国企業の関心も大きくなっている。行事を主管した中国最大の電子商取引企業アリババは「１１日、光棍節で計９１２億人民元（約１６兆４９８０億ウォン）の売り上げを記録した」と１２日明らかにした。昨年の売り上げ（５１７億人民元）より６０％増えた。昨年の米国ブラックフライデー（感謝祭の翌日の金曜日）とサイバーマンデー（感謝祭明けの月曜日）の２つの行事を合わせた売り上げの４倍に上る。

中国人は米国・日本・韓国・ドイツ・豪州の順で外国商品を購入した。２３２カ国の消費者が物品を購入した。韓国商品の中では化粧品とファッション衣類が最も人気だった。米国は堅果類、日本はおむつ、ドイツ・豪州は粉ミルクの販売が多かった。

アリババが運営するオンラインショッピングモールのティーモール（Ｔｍａｌｌ）によれば、この日の韓国商品の注文件数は５０万件に達した。キッチン用品企業ロックアンドロックは２６００万人民元（約４７億ウォン）分を売って昨年より４０％増えた。　ロックアンドロックのソン・ヒョドン中国法人副社長は「中国の内需停滞でも売り上げが大きく伸びて光棍節などのオンライン販売に力を注いでいる」と話した。イーランドも１億７５００万人民元（約３１７億ウォン）を売り上げて中国に進出した国内企業の中で１位となった。キッチン家電企業ヒューロムも昨年の２倍を超える１億人民元の売り上げをおさめた。

売り上げが最も高かった商品は中国の華為（ファーウェイ）のスマートフォンだった。華為のスマートフォン「栄耀」は一日で１１億９３００万人民元分が売れた。ユニクロの衣類や小米（シャオミ）のスマートフォン、魅族（メイズ）のスマートフォンが後に続いた。携帯電話は３１３万台が売れ、単一商品としては販売量が最も多かった。


アリババ馬雲「光棍節１００年続く」…決済７億件のうち５０万件が韓国商品（２）