＜中台首脳会談＞習近平・馬英九「両岸は１つの家族」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.09 11:02
中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が７日、シンガポールで歴史的な初めての首脳会談を行って「１つの中国」原則を再確認した。この日の首脳会談は毛沢東と蒋介石の１９４５年の談判以降、共産党と国民党が互いに背を向けてからちょうど７０年ぶりだ。
両首脳は「１つの中国」を認めるものの解釈は各自の都合に任せるという「９２共識」が両岸関係の根本であり、台湾の独立勢力が両岸の安定を害するということで認識を共にした。習主席は「血は水よりも濃い」として「両岸は１つの家族」と強調した。馬総統は敵対状態の緩和、ホットラインの設置などを提案した。習主席は長官級ホットラインを開通することに同意した。
習主席は共同で歴史の本を書くことを提案した。習主席は「今年は抗日戦争勝利７０周年であり、両岸の史学界が歴史書物を共に書くべきだ」と強調した。