脱北者キャディー「韓国の制服あまりにも素敵で脱北決心」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.05 11:32
キャディーのキム・ジヨンさん(26、仮名)が行く先にはほとんどゴルフボールがあった。両目の視力が2.0だとキムさんは話した。キムさんは北朝鮮からの離脱住民だ。10年前の2005年冬、北朝鮮軍などに背負われて豆満江(トゥマンガン)を渡ってきたという。彼女は「16歳の思春期の頃に見た韓国の女子学生の制服があまりにも素敵で、あまりにも遠い家出(脱北)を決心した」と笑った。韓国に入ってきたのは2009年だ。北朝鮮を離れ中国と東南アジアを3年余りの間、飛び回った。
モンゴルの人々は目が良い。北朝鮮北の端っこにある豆満江沿岸に住んでいたキムさんも目が良かった。ボールがラフに飛んで探せないことはほとんどなかった。キムさんは「基本的に目が良いのでボールをほとんど見えるが、もしも見逃した場合は、一生懸命飛び回って探せば良い」と話した。経歴が6カ月に過ぎないが、グリーンの傾斜もよく見極めた。