【コラム】遠いブラジルでなぜ韓流が熱いのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.05 10:52
数日前、淑明(スンミョン)女子大学で「南米の韓国文化」をテーマに講演した。その中でブラジルでのK-POPを扱った部分を紹介する。ブラジルにK-POPが大衆的に知られたのは歌手PSY(サイ)の『江南(カンナム)スタイル』がきっかけだ。韓国コンテンツ振興院(KOCCA)の調査によれば、この歌のプロモーションビデオが再生回数10億回を超えた時、国家別再生回数の順位でブラジルは5位だった。PSYは2013年、ブラジル最高の祭りであるリオデジャネイロカーニバルに招待された。当時、私の祖母もPSYとK-POPについて私に尋ねるほどだった。昨年ブラジルワールドカップを迎えて開催された「ミュージックバンク・イン・ブラジル」にはAilee、SHINee、MBLAQ、CNBLUE、INFINITE、とB.A.Pなどが出演したが2万人余りが集まった。
K-POPがブラジルで成功傾向を続けるにはどのようにすべきだろうか。これを知るために韓国に交換学生に来ているブラジルのK-POPファン10人余りを直接インタビューした。まず韓国文化が好きになったきっかけが何かという質問には、ほとんどが「友人の紹介」や「日本文化を通じて」と答えた。ブラジルは日系の移民者が多いが、日本で韓流熱風が吹きながらブラジルの日系移民者や日本文化が好きな人々にまで影響を及ぼしたのだ。YouTube(ユーチューブ)などで動画を見てファンになったという人もいた。