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【取材日記】市民442人が一日参加した「I.SEOUL.U」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.02 17:25
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「公務員が作れば見なくてもビデオ」。

今年5月からソウル市内の地下鉄駅の看板でこうした広告を見かけた。ソウル市が新しいソウル市のブランドを作るためのアイデア公募展を推進しながら掲げた広告だった。市の関係者は「市民主導でブランドを作るという意志を示したもの」と説明した。だが、なぜだろうか。先月8日「I.SEOUL.U」を含めた最終候補作3つが発表されるとソーシャルネットワークサービス(SNS)では「3つとも変だ」という反応が続出した。その後先月28日に「私と君がソウルにつながる」という意味の「I.SEOUL.U」が最終的に選ばれると、今度はこれを風刺するパロディが絶え間なく続く。「I.SEOUL.U=不動産費用をむやみに上げるよ」「I.INCHEON.U=君をばく大な借金にするよ」。

 
2002年に作られた「Hi Seoul」を新しいブランドに交代するという計画が今年上半期に本格的に知らされた直後から予算14億ウォンをかけてブランドを変えようとする理由が何なのか分からないという批判が続いた。市長時期に「Hi Seoul」を作った李明博(イ・ミョンバク)元大統領を消し去ることではないのかという指摘も出た。朴元淳(パク・ウォンスン)市長はこのような声に「ひたすら市民のための、市民が主導して作るブランド」という論理で対抗した。出入り記者の懇談会では「私はソウリング(Seouling、ソウルは進行中という意味)がいいと思ったが、私の考えは1つも反映しなかった。市民にすべての権限を差し上げた」と強調した。

しかし実際のブランド製作過程を見ると「I.SEOUL.U」を市民が主導したブランドだと認めていいのか釈然としない。最も核心的な作業は9月1日に始まった。公募展を通じて集まった約1万6000件の市民アイデアのうち盗作疑惑があったり重複したりしたものなどを取り除いて400件が確定した時だ。

もともとこの400件が3つに絞り込まれる間に市民が参加したのはたった1日に過ぎなかった。400を200に減らす作業が進行された9月2日から3日の明け方までだ。参加市民も市で募集した内外国人のボランティアメンバー442人が全てだった。彼らの選択を1000万人の市民の声とみることができるだろうか。彼らが選んだ200から3つへの最終候補作に絞り込まれる作業は、専門家集団であるブランド推進委員会と市のサービス会社が専門に担当した。

「市民参加」は「朴元淳のソウル市」の核心価値だ。今回のソウルブランド製作過程では市民参加が疎通行政を誇示するための形式的な手続きに終わったという疑問に感じる。いっそのことオンライン公開投票によって全市民の参加を保障していたらどうだったのだろうか。「市民が選んだ」という最終候補作をめぐって市民の口から「誰があんなものを選んだのか」という嘆きが出てくる事態は防げなかったのだろうか。

キム・ナハン社会部門記者

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