朴大統領「国定教科書の歴史歪曲と美化は座視しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.28 10:50
1/2
朴槿恵大統領が27日に国会で2016年度予算案施政演説をしている。朴大統領は歴史教科書国定化と関連し、「歴史を正すことは政争の対象にならず、なってもならないこと」と話した。
朴槿恵(パク・クネ)大統領は27日、「歴史教科書国定化で歴史歪曲や美化があるのではないかと一部で懸念しているが、そのような教科書が出てくることは私から絶対に座視しないだろう」と話した。朴大統領は国会で行われた来年度予算案施政演説で「執筆されてもおない教科書、起きてもいないことをめぐりこれ以上歪曲と混乱があってはならない」としてこのように話した。
続けて朴大統領は「歴史を正すことは政争の対象にはなれず、なってもならないこと」と強調した。「大韓民国の未来のために、統一に備えるために、急変する国際情勢の中で確固とした国家観を持ち主導的役割をするために歴史教育を正常化させるのは当然の課題でありわれわれ世代の使命」としながらだ。