フォルクスワーゲンの不正問題で…トヨタが自動車販売１位に復帰
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.27 09:23
トヨタ自動車が独フォルクスワーゲンを抜き世界の自動車販売１位を奪還した。
トヨタは２６日、１～９月に世界で７４９万８０００台を販売したと発表した。前年同期比で販売台数は１．５％減った。しかしトップの座は取り戻した。今年に入ってからの９カ月間に世界で７４３万８００台を販売したフォルクスワーゲンと７２０万台を売ったゼネラルモーターズ（ＧＭ）を追い抜いた。
トヨタは上半期に世界の自動車販売でフォルクスワーゲンにトップを明け渡した。東日本大震災の衝撃を克服し２０１２年に１位に上がってから４年ぶりだった。しかし３カ月ぶりに戦況を逆転した。フォルクスワーゲンが先月排出ガス不正スキャンダルに巻き込まれ１１００万台に対するリコール措置を発表してディーゼル車の販売を中断した結果だ。
トヨタの独走は当分続くと予想される。ブルームバーグは「トヨタが年内に燃費を改善した新型プリウス・ハッチバックを発売し、スポーツ多目的車（ＳＵＶ）のランドクルーザーに安全装置などを追加した新車を出す予定だ」と報道した。