<離散家族再会>懐かしさが涙であふれた再会場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.21 14:55
「どれほど会いたかったか話せばきりがない。ずっと離れて暮らしてきたので話すことは多いが、どうやって3日間で話し尽くせるだろうか。結婚してから1年も一緒に過ごせずに別れて…」。
南側のイ・スンギュさん(85)は1950年6月に別れた北側の夫オ・インセさん(83)に会うと、65年間の思いを噴出させた。オさんはイさんに新婚当時のように「近くに寄って座りなさい」と話した。イさんは「時計一つも贈れなかったのが胸に引っかかっていた」とし、買ってきた腕時計を夫の手首にはめた。