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<離散家族再会>懐かしさが涙であふれた再会場(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.21 14:55
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「どれほど会いたかったか話せばきりがない。ずっと離れて暮らしてきたので話すことは多いが、どうやって3日間で話し尽くせるだろうか。結婚してから1年も一緒に過ごせずに別れて…」。

南側のイ・スンギュさん(85)は1950年6月に別れた北側の夫オ・インセさん(83)に会うと、65年間の思いを噴出させた。オさんはイさんに新婚当時のように「近くに寄って座りなさい」と話した。イさんは「時計一つも贈れなかったのが胸に引っかかっていた」とし、買ってきた腕時計を夫の手首にはめた。

 
父に初めて会ったオ・チャンギュンさん(65)も震える声で生まれて初めて「アボジ(父さん)」と呼んだ。「私と本当に似ている。父さんの子どもとして堂々と生きようと頑張ってきた」と息子のチャンギュンさんが話した。オさんは息子の顔をなでた。65年目に初めて交わされた父と子の対話だった。チャンギュンさんは妻イ・オクランさん(64)と一緒に父に頭を下げてあいさつした。

イ・スンギュさんは韓国戦争(朝鮮戦争)の直前、忠清北道清原(チョンウォン)で暮らしていた。49年末に結婚した時、新婦は19歳、新郎は17歳だった。結婚後に夫婦が一緒に過ごしたのはわずか6カ月20日間。50年6月に夫が行方不明になった。夫が行方不明になった後、お腹の中にいたチャンギュンさんが生まれた。イさんは一人で針仕事や農作業をしながら家庭を支えた。イさんは「生きていることだけでも感謝している。それでも65年間、私一人で息子を育てたのだから罰金でも払わなければいけないのでは」と語った。一緒に過ごせなかった歳月に対する怨望をこのように表現した。

20日午後、金剛山(クムガンサン)ホテルの南北離散家族再会場は涙の海となった。この日、南側と北側の96家族が再会した。人数は南側389人、北側141人だった。午後3時17分(北朝鮮時間午後2時47分)に「パンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」の曲とともに離散家族が会場に入った。すぐに別れた家族を確認し、再会の感激を味わった。南側のイ・オクヨンさん(88)は今回の再会前まで夫に対する記憶を50年8月で止めていた。夫チェ・フンシクさん(88)は一緒に寝ていたが「少し行ってくる」と言って出て行った。これが夫婦の最後だった。その夫がグレーのスーツに中折帽をかぶって目の前に現れた。イさんはピンクと紫の韓服姿だった。チェさんが手を握ろうとすると、イさんは「もう歳なのに手を握ってどうするのか」と言って手を引いた。涙を流すチェさんはイさんに謝罪の言葉を伝えることができなかった。その代わり南側の息子ヒヤンさん(65)に「お前たちの母さんは私なしに一人で家庭の責任を負った。この父を理解してほしい」と語った。


<離散家族再会>懐かしさが涙であふれた再会場(2)

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    <離散家族再会>懐かしさが涙であふれた再会場(1)

    2015.10.21 14:55
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    南側と北側の離散家族530人が20日午後、北朝鮮の金剛山離散家族面会所で再会した。南側のイ・オクヨンさん(88、座っている人の左から2人目)が北側から来た夫のチェ・フンシクさん(88、左から3人目)と65年ぶりに会い、話をしている。左側は息子のヒヤンさん(65)。(金剛山=写真共同取材団)
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