韓国政府「安倍首相の靖国供物奉納、韓日関係改善の努力に反するもの」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.19 08:40

日本の安倍晋三首相が、太平洋戦争戦犯らが合祀されている靖国神社の秋季例大祭に合わせて供物を奉納したことに対し、韓国政府は「韓日中首脳会議の開催等を通して韓日関係を改善しようとする我々の努力に反するもの」と批判した。

外交部の魯光鎰（ノ・グァンイル）報道官は１８日、論評を通じて「安倍首相が靖国神社に再び供物を奉納し、一部の現職閣僚が参拝を繰り返したことは過去の日本の植民侵奪と侵略戦争を美化しようとする行為と何ら違いがない」と明らかにした。また「日本が正しい歴史認識の土台に立ち、謙虚な省察と反省を行動で示す時だけが韓日両国民が希望する韓日関係の安定的発展が可能であることを改めて明確に指摘したい」と述べた。

２０１３年１２月２６日に靖国神社を参拝した安倍首相は韓国と中国だけでなく米国からも大きな批判を受けた。その後、春・秋季例祭や終戦記念日（８月１５日）等に参拝はせず供物や供物料を奉納している。