100万人移住労働者「透明人間」扱いの韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.16 13:46
100万人を超える移住労働者を積極的に包容できない韓国社会の閉鎖性が、経済を困難に陥らせているという指摘が提起されている。深刻化する低出産・高齢化時代において経済基盤を拡充する現実的な代案の1つが移民を受け入れ「若い血」を輸血することなのに、韓国社会は依然として移民を包容できていないということだ。
法務部の統計によれば韓国で仕事ができる外国人は2010年の69万人から昨年末は102万人へと4年間で50%増加した。訪問就職ビザ(H-2)や研修就職ビザ(E-8)などで入ってきた単純技能労働力に、在外同胞ビザ(F-4)や永住権(F-5)所持者らを合わせた数値だ。工場はもちろん飲食店、農漁村に至るまで中国や東南アジアから来た移住労働者なしには回っていかない構造になった。