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ノーベル経済学賞受賞者「成長が究極的な平等もたらす」…ピケティの両極化と異なる見解

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.13 09:49
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ノーベル経済学賞を選定するスウェーデン王立科学アカデミーは今年、「消費」に注目した。受賞者であるアンガス・ディートン米国プリンストン大教授(70)は消費・貯蓄・厚生を集中的に研究した学者だ。同アカデミーは「消費」という単語をまず言及した。今年のノーベル経済学賞受賞者として消費を研究した学者を選んだという意味だった。

◆ミクロ経済学者23年ぶりの受賞

 
ディートン教授はミクロ経済学者だ。ミクロ経済学者がノーベル経済学賞を受賞するのは1992年に故ゲーリー・ベッカー元シカゴ大学教授以来23年ぶりだ。これまではゲームの理論、金融理論、計量経済学、経済政策の研究者を経済学受賞者として主に選定してきた。

ブルームバーグ通信はこの日、専門家の言葉を引用して「金融危機後、消費が萎縮した時代に消費理論を研究した学者にノーベル賞が渡った」と伝えた。

ディートン教授は学界で「ディートン・パラドックス」として有名だ。これまでの理論によれば所得が減ったり増えたりすれば消費はさらに大幅に減ったり増えたりする。だがディートン教授が実際のデータを分析した結果、消費の変動幅が所得よりも大きくないことが明らかになった。ディートン教授は普段から「消費者が予測できない所得の減少に備えて貯蓄するため」と説明した。

ディートン教授は英国と米国の国籍を持っている二重国籍者だ。彼は1945年スコットランド首都のエディンバラで生まれてケンブリッジ大学で経済学博士学位を取った。彼の著書には『経済学と消費者の形態(Economics and Consumer Behavior)』 『消費の理解(Understanding Consumption)』などがある。彼の著書の中で2013年に出した『偉大な脱出(The Great Escape)』は韓国内で翻訳紹介されている。

ブルームバーグはこの日専門家の言葉を引用して「ディートン氏は経済学界の『オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)』といった。ケノービは映画『スターウォーズ』に出てくる師匠(マスター)の1人だ。ケノービはマスターヨーダと同じぐらい立派で思慮深いメンターとして知られる。ディートンが経済学界の思慮深いメンターだという話だ。

ディートン教授は、ミクロ経済の変数である消費だけを深く掘り下げたわけではない。彼は消費理論を基に、貧困問題まで研究領域を拡大した。その決定版がまさに『偉大な脱出』だ。彼は不平等の起源と250年にわたる経済的進化過程を扱ったこの本で、貧困と死からの脱出を「人間の歴史上最も偉大な脱出」とみた。彼は徹底した現場研究を基に、不平等が経済成長の動力だと主張した。

これは93年のノーベル経済学賞受賞者である故ロバート・フォーゲル元シカゴ大教授の主張ぐらい逆説的に聞こえるかもしれない。フォーゲル氏は奴隷制が米国の経済発展に効率的に役割を果たしたという事実を究明してノーベル賞を受賞した。

ディートン教授は「成長の副産物として不平等がもたらされたが、経済成長の大きな方向性は世界の発展と究極的な平等をもたらした」とした。キム・ジョンソク弘益(ホンイク)大学教授は『偉大な脱出』の推薦の言葉として「ディートン氏の処方は正統主流経済学が提示する貧困解消の代案」と話した。

こういうディートン教授の研究結果は、パリ経済学校のトマ・ピケティ教授が『21世紀の資本』で主張した「世襲された富が貧富の格差を深化させた」と主張したことと観点が違う。スウェーデン王立科学アカデミーは、不平等がグローバル話題になった中で正統主流経済学者の不平等診断に注目したとうことだ。

ディートン教授は今年12月10日にスウェーデンで開かれる授賞式で黄金のメダルと賞金800万クローネ(約11億2000万ウォン)を受けとる。

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    ノーベル経済学賞受賞者「成長が究極的な平等もたらす」…ピケティの両極化と異なる見解

    2015.10.13 09:49
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    2015年にノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートン米国プリンストン大学教授は所得・消費・貯蓄などミクロ経済的現象だけでなく不平等の起源を研究した。彼は「不平等が経済成長の原動力」と主張した。写真は2014年9月14日に米ウェルズリー大学で不平等をテーマに講演をする姿。(写真=ウェルズリー大学)
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