<危機の韓国ローファーム>(2)社内弁護士3千人時代…「甲」から「乙」になったローファーム(上)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.06 15:17
最近、韓国国内の大企業A社の租税事件受任競争で、ある大手ローファームが苦杯をなめた。ローファーム側は公開入札で昨年の半分ほどの受任料を書いて出し、プレゼンテーションにも最善を尽くした。ローファームの代表級とA社幹部の間のネットワークもあった。しかし結果が発表された後、A社の幹部は「他の上位圏のローファームがその半額を提示した」と語った。
Bローファームのあるパートナー弁護士は「大企業の顧客を誘致するために小さな事件を無料で含めて受任する付加サービスを提供するケースも多い」とし「M&A(企業の合併・買収)市場に参入しようとする中小ローファームは諮問料を『0』ウォンと書いて出したという話も聞いた」と伝えた。大手ローファームが企業の法律諮問や訴訟事件を引き受けるために出血競争をしている。なぜこういうことが生じるのか。