外国人がソウルで一日滞在するのに必要とされる費用が４３８ドルで、世界１００大都市で１３番めに高額であることが分かった。アジア都市では３位。

２９日、韓国国会教育文化体育観光委員会所属の朴大出（パク・デチュル）議員（セヌリ党）が韓国観光公社から提出させた資料によると、ソウルの一日滞在費は４３８ドル（ホテル３１０ドル、食事１２８ドル、２０１５年基準）で１００大都市のうち１３位を記録した。

昨年はソウルの一日滞在費は１００大都市で２５番目、アジアでは５番目に高かったことから、この１年間でソウルの物価が急増したことが分かる。

ことしの世界１００大都市の平均滞在費は３５１ドル（ホテル２４３ドル、食事１０８ドル）。ソウルで一日滞在するには世界平均よりも８７ドル追加で費用がかさむということになる。

都市別滞在費をみると、▼１位：ベネズエラ・カラカス／１３２５ドル▼２位：英国ロンドン／５７６ドル▼３位：香港／５２９ドル▼４位：オマーン・マスカット／５２３ドル▼５位：スイス・ジュネーブ／５１６ドル－－の順だった。

アジア主な都市の滞在費は▼８位：日本・東京／４８４ドル▼２５位：シンガポール／３９４ドル▼３７位：中国・北京／３５９ドル－－などだった。

一方、滞在費は米国業界誌「ビジネストラベルニュース」が毎年発表している「ビジネス旅行指数」をもとに算出されている。