<フランクフルトモーターショー>きょう開幕…手頃な小型・準中型・SUV続々と(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.15 11:38
自動車マニアの胸を弾ませる「2015フランクフルトモーターショー」がフランクフルトメッセで15日のプレスデーを始まりに開幕する。27日まで続くモーターショーは今年が66回目だ。23万5000平方メートル規模の展示場で開かれる。39カ国1103社が参加し210台の新車を世界で初めて公開する。展示規模は4月に開かれた上海モーターショーに及ばないが新車規模やモーターショー参加企業の面々を見ると依然として「地球最大のモーターショー」という別称にふさわしいと評価される。ドイツ自動車産業協会(VDA)のマティアス・ウィスマン会長は「『自動車の接続(mobility connects)』というテーマで開かれるモーターショーだけに、既存の自動車に先端ITを融合した新車の饗宴が繰り広げられるだろう」と話した。
今回のモーターショーはファッションショーに例えると、着るのは難しいが一時代のトレンドを主導するコンセプトを提示するオートクチュールより、大衆が着られる既製服を披露するプレタポルテに近い。自動車ブランドが各社の技術力を誇示するコンセプトカーやスーパーカ-、大型フラッグシップセダンを前面に出して展示した過去のモーターショーとは違い、消費者が親しみやすい小型・準中型級セダンとスポーツ多目的車(SUV)を主に展示する計画だ。今回のモーターショーが「空からいよいよ地上に降りてきた」「流れる雲をつかむ未来より手に届くような現実を見せる」という評価を受ける理由だ。