<韓国半退移民>(上)海外開拓者…理由と現況
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.14 15:30
#中南米カリブ海の開発途上国ドミニカの輸出投資庁で諮問官として働き3年目のクォン・ジュヒョンさん(68)。2013年9月に海外諮問官派遣プログラムに選抜されてここに来た後、中小企業育成と輸出支援の諮問に応じている。産業通商資源部の公務員として30年間余り勤めた彼は「輸出で経済を作った韓国ではなじんでいたので、ここでは輸出支援業務が専門分野」として「単に仕事のためではなく私の経験と知識を必要な人々に分けているところにやりがいを感じる」と話した。
#米国ニュージャージー州フォートリーで不動産紹介業をしているソ・ジングさんは第1次ベビーブーマー世代(1955~63年間に生まれた710万人)の長兄だ。今年還暦を迎えた彼は25年間勤めた新韓銀行の支店長を最後に2008年、早期退職してニューヨークで第2の人生を切り開いた。行員時代のニューヨーク支店勤務経験を生かして海外移民を決心したソさんは「職業への先入観がなく仕事をした分だけ報酬を受け取ることができて満足している」と話した。