<韓国、不法滞在者の子供たち>(上)…彼らはなぜ韓国に固執するのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.10 14:44
不法滞留者らはいつ発覚して追い出されるかもしれないとハラハラしながら暮らしている。国民健康保険に入ることができず、子供が大きな病気にでもかかれば数カ月分の稼ぎを注ぎ込まなければならない。それにもかかわらず、彼らは韓国にずっと留まることを望む。理由は何か。
韓国に来た最初の目的はお金を稼ぐためだ。故国よりも賃金水準がはるかに高い韓国で金を稼いで帰国するのが夢だ。だが、それが全てではない。5歳の無国籍少女クルジャリナの母親(43、キルギスタン)は話す。「いろいろやって幼稚園に入れました。教育内容が故国とは途方もない違いがあります。クルジャリナの知識レベルは故国の同じ年頃よりもはるかに高いのです。どうにかして子供がここで自由に勉強できるといいのですが。ところで2年後に小学校に入れるかどうか…」。