鄭夢準FIFA名誉副会長「AFC、加盟国にプラティニ支持強要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.04 09:08
鄭夢準(チョン・モンジュン)国際サッカー連盟(FIFA)名誉副会長(64)が次期FIFA会長選挙に関する不正疑惑を提起した。鄭名誉副会長は「アジアサッカー連盟(AFC)が選挙に立候補したヨーロッパサッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(60・フランス)を当選させるために組織的に不正行為を犯した情況を捕らえた」として厳正な捜査と処罰を促した。
鄭名誉副会長は3日、ソウル・新門路(シンムンロ)サッカー会館で記者会見を行い、「シェイク・サルマンAFC会長(50・バーレーン)が最近加盟国に発送した書類の写本を入手した」とし、これを公開した。この文書は該当国家のサッカー協会が次期FIFA会長選挙にプラティニ候補を推薦し、支持するという事実を公開的に明らかにすることを求める内容だ。「プラティニ会長以外に他の候補者を支持しない」と確約を受ける内容もある。鄭名誉副会長によればこの書類はAFCが多くの会員国に送ったが韓国とヨルダンだけには送らなかった。韓国では鄭名誉副会長がFIFA会長選挙出馬を宣言しており、ヨルダンではアリ・ビン・アル・フセイン王子(40)の出馬が有力だ。