<南北高官接触妥結>「当局会談の定例化」 新南北時代の契機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.26 09:36
南北が25日未明、板門店(パンムンジョム)高官接触で6項目からなる「南北高位当局者接触共同声明文」に合意した後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「新たな南北関係に向けたきっかけが見つかった」と述べた。そして南北会談の定例化を強調した。特に共同声明文第1項の「南北関係を改善するための当局者会談をソウルまたは平壌(ピョンヤン)で早期に開催して」という文言に関し、「2プラス2交渉」(金寛鎮国家安保室長、洪容杓統一部長官、黄炳瑞総政治局長、金養建労働党対南秘書)の当事者である洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官は「当局間の会談を定例的に開催しようという双方の意が込められた」と明らかにした。洪長官はこの日、セヌリ党研鑽会に出席し、「当局間会談を続け、南北関係を解決していく」と述べた。
北側の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長も朝鮮中央テレビに出演し、「我々は今回の共同の努力で南北関係改善の新しい雰囲気が用意されたことを幸いだと考える」と述べた。