<韓国、100年に進む成長エンジンを育てよう>(3)自動車とITの融合…現代車の秘密兵器
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 09:29
京畿道義王市(キョンギド・ウィワンシ)の現代(ヒョンデ)自動車グループ中央研究所には「秘密兵器」がある。「Rカー(Research car)」と呼ばれる自律走行パイロット車両だ。外見は「ツーソン」だが中は未来型技術であふれている。心臓には現代自動車が世界で初めて量産技術開発に成功した親環境水素燃料電池を取り付けた。ナンバープレート側のLIDARセンサーは光を放出して障害物を避け自律走行を可能にする。屋根には「太陽光パネル」を付け電力を生産する。ドアの内装材はエコ素材を使った。心臓、目、肌を片っ端から変えた車だ。
研究所のイム・テウォン所長(54)は、「華城市(ファソンシ)の南陽研究所がすぐに商用化可能な技術を研究するならば、われわれは数十年未来のための先行技術に死活をかける組織」と話した。