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天津爆発で猛毒物質700トン消える…「風に乗り韓国に来るのは難しい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.17 19:39
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中国の天津市の塘沽港爆発事故は、予告された人災だった。危険物質のずさんな管理と違法・便法の事実が相次いで明るみに出ているからだ。

今回の爆発により16日午後4時(現地時間)現在で112人が死亡、95人が行方不明状態だ。死亡者のうち21人、行方不明者のうち85人が消防隊員だ。負傷者722人中58人は重傷のため、死亡者はさらに増える展望だ。16日午後3時現在で身元が確認された遺体は24人に過ぎない。爆発の衝撃で住宅1万7000戸、企業2300社が大小の被害を受けた。さらに自動車1万台余りも火に焼けたり損傷したりして財産被害は計数百億中国元に達する展望だ。

 
中国当局は事故発生から5日が過ぎた16日まで正確な事故原因を明らかにできずにいる。しかし新華社通信などの中華圏メディアは、事故が起きた「瑞海国際」の危険物保管倉庫の管理が法規違反だったと伝えた。

中国の「危険化学品経営管理方法」は面積550平方メートルを超える有毒化学物質の倉庫は、多数が利用する施設や住居地域・道路・鉄道・水路などから1キロ以上離れるように規定している。しかし事故が起きた物流倉庫は面積が4万6000平方メートルに達するが、半径1キロ以内に住居施設や事務所の建物・高速道路などが入っている。特に住宅街は事故現場から600メートルに過ぎない。また2010年に一般資材保管倉庫として竣工検査を受けたこの倉庫がどうして化学物質を保管できたのかも疑問だ。これに関連して瑞海側は15日、事故が起きた物流倉庫で有毒物質を取り扱う免許を受け、昨年には安全検査まで受けたと主張した。

これが事実ならば中国政府の管理監督にも問題があるということだ。国家安全生産監督管理総局によれば天津市の幹部らと瑞海国際がある浜海新区の危険化学品取り扱い責任者は6日に会合を持って事故予防のための座談会まで開いたが、瑞海の違法問題は取り上げなかった。また市安全委員会弁公室は3月26日から5月末までを安全点検特別期間に定めて大々的な点検をしたが、全て問題なしという結論を出した。

火災の鎮圧経験が少ない消防署員が、周辺環境を考慮せずに火災鎮圧を行って大規模爆発が起きたという指摘も出ている。ロイター通信は15日、物流倉庫の火災申告を受けて出動した消防署員が水をかけたが、倉庫に積載された炭化カルシウムが消防用水と反応して大量の爆発ガスが出た可能性があると分析した。

環球時報は15日「瑞海の倉庫に保管中だった猛毒物質のシアン化ナトリウム700トンが今回の爆発で完全に消えたという点が恐ろしい事実だ。深刻な2次汚染が懸念される」と伝えた。当局はシアン化ナトリウムの流出事実が確認されると15日午前に事故現場周辺3キロ以内の住民3300人余りを避難させた。今回の事故で避難した住民は13日の3000人余りに続き6300人余りに増えた。

中国の環境当局はシアン化ナトリウムが上水道や海に流れ出る恐れがある入口を全て封鎖し、関連安全措置も取っているため住民の安全に大きな問題がないと主張した。

一方、韓国のインターネットなどでは爆発で消えたシアン化ナトリウムが韓半島(朝鮮半島)にも影響を及ぼすのではないかという憂慮が提起されている。これに対して西江(ソガン)大学化学科のイ・ドクファン教授は「天津の倉庫にあったシアン化ナトリウムの大部分は爆発によって燃焼しただろう。空気中に広がったとしても700キロ以上離れた韓国に来るのは難しい」と話した。

◆シアン化ナトリウム(NaCN)=シアン化カリウム(青酸カリ)の一種である猛毒性の物質で、よく青酸ソーダと呼ばれる。シアン化ナトリウムが酸と反応して生成されるシアン化水素(HCN)はナチスが第2次世界大戦当時にアウシュビッツなどで捕虜の虐殺に使った毒ガス成分だ。7~8キロ分量で1500人を殺傷できるほど危険だ。

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