日本天皇「大戦に深い反省」…静かに安倍首相を批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.17 09:43
天皇(82)が安倍晋三首相に代わり日本のバランサーとなっている。15日に東京武道館で行われた「全国戦没者追悼式」に出席した天皇が「先の大戦に対する深い反省とともに、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願う」と発言しながらだ。天皇が追悼式で「深い反省」に言及したのは今年が初めて。
3人称・過去形の謝罪にとどまった安倍談話と比較される発言に国内外のメディアが注目した。米ニューヨークタイムズは「天皇が静かに安倍首相の反対側に立った」と報じ、ロイター通信は「微妙な叱責(subtle rebuke)」と解釈した。香港大公報は16日付1面に「天皇が暗黙的に安倍首相を批判した(暗批)」というは見出しを付けた。