<平和オデッセイ2015>米中関係めぐり見解分かれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.13 16:18
セミナーでは韓半島(朝鮮半島)の平和と統一の核心要素である米中関係をどう見るのかをめぐり激しい論争があった。
宋旻淳(ソン・ミンスン)元外交部長官は「米国は一度も取り組んだことがないシルム(韓国相撲)相手を迎えた格好」と述べた。米国が第2次世界大戦と冷戦でそれぞれ戦って勝ったドイツやソ連とは違い、中国は人口と資源が豊富で、社会主義と市場経済が入り交じった全く新しい相手であるため、米国が苦戦しているという分析だ。宋元長官は「米国は中国を絶対に容認できない状態であり、緊張が高まるのは避けられない」とし「特に米中葛藤自体より日本と中国が衝突する可能性がより大きく、懸念される」と指摘した。