「日本が慰安婦訴訟を無視…政府が動いてほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.13 09:34
日本政府を相手取り約2年間にわたり法廷争いをしている旧日本軍慰安婦被害者10人が朴槿恵(パク・クネ)大統領に対し、「政府が動いて助けてほしい」と訴える手紙を送った。
損害賠償訴訟を担当しているキム・ガンウォン弁護士は12日、「日本軍慰安婦被害女性の民事調停申立事件に対する政府の協力要請」と題した書簡を郵便で1日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)に発送した」とし「被害女性の要請で書簡を代わりに作成した」と述べた。A4用紙5枚分の書簡で、女性らは「私たちが2013年にソウル中央地裁に提出した民事調停申立書の受領を日本政府が拒否している」とし「日本政府は被害当事者である私たちを度外視し、慰安婦問題を韓国政府と韓日間の懸案として解決しようとしている」と主張した。続いて「政府が民事調停に自発的に参加し、日本に出席を提議し、調停に動いてほしい」と訴えた。韓国政府が動けば日本政府が少なくとも調停申立書を受領するのではという切迫した思いが込められた。