【社説】安倍首相はまず戦前の日本政治に対する反省から
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.12 11:31
日本の安倍晋三首相が14日に発表する戦後70年談話(安倍談話)に「おわび」の表現を入れるという日本メディアの報道が続いている。謝罪だけでなく「反省、侵略、植民地支配」という4大キーワードを全て含めるだろうという観測も出てくる。ただし戦後50年の村山談話(1995年)、60年の小泉談話(2005年)を引用したり一般論的な言及をしたりする程度にとどまるだろうという分析だ。謝罪の表現さえ排除すると言っていた安倍首相が、日本国内の世論まで悪化すると一歩後退するようだ。
今回の談話は、内外の圧力に押された謝罪の姿を帯びる公算が大きくなった。安倍首相は安保法の影響で支持率が30%台に急落した上に、米国など国際社会からの視線も突き刺さる。政界の元老である中曽根元首相や最大新聞の読売、連合政権パートナーの公明党までが侵略の認定と謝罪を促しながら名分を重ねた。