「金正恩、父の弔問に訪れた李姫鎬氏を冷遇」…南北関係は冬眠期(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.10 16:00
故・金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人である李姫鎬(イ・ヒホ)氏が北朝鮮訪問を終えて8日、収穫もないままに帰国した。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との面談はなかった。南北関係の改善に糸口が見つかるかもしれないという期待も失敗に終わった。南北関係の氷解が相当期間難しいという懸念が大きくなっている。
金正恩は昨年12月、李氏に送ってきた親書で「来年の良い季節に必ず平壌を訪問されるよう願う」と李氏を招待した。金正日(キム・ジョンイル)元総書記の3周忌の時に李氏が弔花を送ったことへの返礼の手紙だった。李氏は2011年の金元総書記の死去当時、平壌に直接弔問に行った。それで李氏と金正恩の面談が実現し、こじれた南北関係の突破口になるかもしれないという期待が出てきたのだ。