<東アジアカップ>金正恩が育てた…北朝鮮「パルチザンサッカー」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.07 16:58
2015東アジアカップサッカー大会が開幕するまで北朝鮮男女代表は「未知のチーム」だった。女子チームは2011年ドイツ女子ワールドカップ(W杯)で一部の選手が禁止薬物陽性反応を見せ、先月のカナダ女子ワールドカップ(W杯)の出場権を剥奪された。男子チームは大々的な世代交代でメンバーを入れ替えた。選手構成の変化とともに北朝鮮は「パルチザン攻撃戦法」という新たな武器を見せた。東アジアカップで女子チームは2連勝、男子チームは1勝1敗と善戦中だ。男女ともに韓国と優勝を争うことになった。
パルチザンとは非正規部隊、ゲリラを意味する。客観的な戦力が劣勢である場合、敵の背後に入り込んで制圧する部隊をいう。北朝鮮男子代表のキム・チャンボク監督は「パルチザン攻撃戦法は『攻撃のための防御』が核心。強い体力を基礎に前方からプレスをかけ、積極的に逆襲を狙う」と説明した。